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- 改善続く米住宅価格~ケース・シラー、FHFAとも4ヵ月連続の上昇
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5月ケース・シラー20都市指数は、季節調整前値で前月比2.2%と記録的な大幅上昇を見せ、季節調整後でも同0.9%と4ヵ月連続で上昇した。前年比では▲0.7%と下落が続くものの、下落率は5ヵ月連続で縮小しておりプラス転換を視野に入れるところまで持ち直した。
一方、FHFA月例指数(季節調整後)では前月比0.8%、前年比では3.7%と、いずれも4ヵ月連続の上昇となり、より明確な改善傾向を見せている。
ただし、最近の住宅価格改善には住宅市場の需要期入りに伴うところも大きく、今後、住宅市場が低迷を脱し本格的な回復に進むには、需要期を過ぎてもなお価格上昇傾向を維持できるかを確認する必要がありそうだ。
(2012年08月01日「経済・金融フラッシュ」)
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