- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 経済予測・経済見通し >
- 2012・2013年度経済見通し~11年10-12月期GDP2次速報後改定
2012年03月09日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
- 2011年10-12月期の実質GDP(2次速報値)は、設備投資の上方修正を主因として1次速報の前期比▲0.6%(年率▲2.3%)から前期比▲0.2%(年率▲0.7%)へと上方修正された。
- GDP2次速報の結果を受けて、2月に発表した経済見通しの改定を行った。実質GDP成長率は2011年度が▲0.2%、2012年度が1.7%、2013年度が1.4%と予想する。2011年10-12月期の実績値が上方修正されたことを受けて、2011年度の成長率を前回から0.3%上方修正した。
- 円安、原油高が進んでいることを受け、円ドルレート、原油価格の想定を修正した。想定の変更による実質GDPへの影響は円安によるプラス効果と原油高によるマイナス効果が相殺する形でほぼニュートラルだが、消費者物価に対しては若干の上昇要因、貿易収支、経常収支については若干の悪化要因となる。
- 消費者物価上昇率(生鮮食品を除く総合)は2011年度が前年比▲0.1%、2012年度が同▲0.1%、2013年度が同0.3%と予想する。上昇率のプラス転化は2012年10-12月期と前回見通しから1四半期前倒しした。
(2012年03月09日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
斎藤 太郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/06/09 | 2025・2026年度経済見通し-25年1-3月期GDP2次速報後改定 | 斎藤 太郎 | Weekly エコノミスト・レター |
2025/06/06 | 高水準の賃上げをもたらしたのは人手不足か、物価高か | 斎藤 太郎 | 基礎研マンスリー |
2025/06/02 | 法人企業統計25年1-3月期-利益、設備ともに堅調だが、4-6月期以降はトランプ関税の影響で悪化が不可避 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
2025/05/30 | 鉱工業生産25年4月-5月の予測指数の高い伸びは季節調整の歪みによって嵩上げされている可能性 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
新着記事
-
2025年06月17日
今週のレポート・コラムまとめ【6/10-6/16発行分】 -
2025年06月16日
株式併合による非公開化-JAL等によるAGPのスクイーズアウト -
2025年06月16日
なぜ博士課程への進学者が減少しているのか-注目したい民間就職の動向- -
2025年06月16日
マスク着用のメンタルヘルスへの影響(1)-コロナ禍の研究を経て分かっていること/いないこと -
2025年06月13日
DeepSeekに見るAIの未来-近年のAI進化の背景とは
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【2012・2013年度経済見通し~11年10-12月期GDP2次速報後改定】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2012・2013年度経済見通し~11年10-12月期GDP2次速報後改定のレポート Topへ