2011年06月29日

米4月住宅価格指数は、底這い圏ながら上昇の動きも

土肥原 晋

文字サイズ

■見出し

・季節調整前値の4月20都市指数は前月比0.7%と9ヵ月ぶりの上昇:ケース・シラー指数の動向
・FHFA月例指数は前月比で0.8%と11ヵ月ぶりの上昇に:FHFA指数の動向

■introduction

S&P社が6月29日発表した4月ケース・シラー20都市住宅価格指数(季節調整後)は前月比▲0.1%下落、一方、FHFA(連邦住宅金融局)による4月住宅価格指数(季節調整後)は同0.8%上昇した。ケース・シラー指数は10ヵ月連続の下落となる。住宅市場では全般的に底這い圏の動きが続く中、高水準の在庫や差し押え物件が市場を圧迫しており、住宅価格でも底這いの推移が続いた。

Xでシェアする Facebookでシェアする

土肥原 晋

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【米4月住宅価格指数は、底這い圏ながら上昇の動きも】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

米4月住宅価格指数は、底這い圏ながら上昇の動きものレポート Topへ