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- 4月の小売業は3月から改善も、弱い動き続く~商業販売統計11年4月
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■見出し
・4月の小売業は3月から改善も、弱い動き続く
・3月から大幅改善となった百貨店
■introduction
5月27日に経済産業省から公表された11年4月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年比▲4.8%の10兆8550億円と2ヵ月続けてのマイナスとなったが、東日本大震災の影響から急減した3月(▲8.3%)からは大きく改善した。
季節調整済前月比は4.9%の増加であった。
業種別でみると、震災によりサプライチェーンが寸断した影響から、自動車小売業が前年比▲38.0%と引き続き大幅減少となったことに加え、エコポイント政策の効果が剥落したことなどから機械器具小売業も前年比▲9.6%の大幅減少となった。一方、過度な自粛ムードが緩和されてきたことなどから、3月に前年比▲10.0%の大幅減少となった繊維・衣服・身の回り品小売業が同4.5%のプラスに転じるなど7 業種中3業種で増加した。
寄与度別では、繊維・衣服・身の回り品小売業が0.4%、飲食良品小売業が0.4%小売業業販売額を押し上げたが、自動車小売業が▲4.9%、機械器具小売業が▲0.6%押し下げた。
(2011年05月27日「経済・金融フラッシュ」)
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