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QE速報:1-3月期の実質GDPは前期比1.2%(年率4.9%)~2四半期連続で内外需揃った高成長
経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎
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- 2010年1-3月期の実質GDP成長率は、前期比1.2%(前期比年率4.9%)と4四半期連続のプラス成長となった(当研究所予測4月30日:前期比1.6%、年率6.5%)。
- 引き続き外需が成長率を大きく押し上げるなか、民間消費、設備投資に続き、住宅投資も5四半期ぶりに増加に転じたことから、2009年10-12月期(前期比年率4.2%)に続き内外需揃った高成長となった。
- 設備投資が2四半期連続で増加したことで企業部門の改善傾向が明確になるとともに、家計部門にも明るさが見え始めた。10-12月期までの個人消費の回復はそのほとんどが政策効果によるものだったが、1-3月期は雇用・所得環境の持ち直しや消費者心理の改善に伴い節約志向が一段落したことも消費の下支え要因となった。政策効果の一巡によって個人消費が息切れするリスクは低下している。
- 輸出の好調、設備投資の回復が続くことに加え、個人消費も堅調を維持することが見込まれるため、4-6月期も潜在成長率を大きく上回る高い成長が続くことが予想される。
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