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5月ECB政策理事会:市場安定化の追加措置見送りに市場は失望
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■見出し
・ギリシャ支援合意後も続く市場の緊張、しかし追加的措置の決定はなし
・インフレ判断は幾らか上方修正も、当面はシステミック・リスクの抑制に力点を置かざるを得ない
■introduction
欧州中央銀行(ECB)は6日に政策理事会を開催、政策金利の据え置きを決めた。2日のギリシャ政府とユーロ参加国政府、国際通貨基金(IMF)との支援合意後も続く市場の緊張緩和のために期待された追加的な対策の決定が行なわれなかったことで、市場では失望が広がり、ユーロ安、株安が進んだ。
景気判断は従来の見方を踏襲、インフレについては、外的なリスクの判断を上方修正したが、域内のインフレ圧力が弱いため、「中期的なリスクはバランス、インフレ期待も安定」しており、金利水準は「適切」とした。
ギリシャ危機の伝播、金融不安の再燃の懸念は容易には解消しそうになく、ECBは当面、システミック・リスクの抑制に力点を置いた政策運営をせざるを得ないと思われる。
(2010年05月07日「経済・金融フラッシュ」)
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