- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- いま、基本ポートフォリオ(政策アセットミックス)を考える
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
1.はじめに
2.基本ポートフォリオの賞味期限
3.リバランスルールを守るべきか
4.策定方法の見直し
5.まとめ―投資信念の理解の徹底を
■introduction
2008年以降の市場混乱の中で、確定給付年金における基本ポートフォリオ(政策アセットミックス)の位置付けが揺れている。本稿ではその中で(1)基本ポートフォリオの意味と有効期限、(2)リバランスの必要性、(3)基本ポートフォリオの策定方法、について論じる。結論を先取りすれば、基本ポートフォリオという仕組みは維持しつつも、従来より弾力的な対応を考慮すべきであろう。リバランスには、基本ポートフォリオの位置付けやガバナンスの仕組みとの整合性が求められる。策定方法については、(1)リターンの正規分布を前提としない、(2)下方リスクを重視する、(3)債務リターンをベンチマークとする、方法を試みるべきである。同時に基本ポートフォリオの背後にある投資信念についての理解を、ステークホルダー間で共有することが有用であろう。
(2009年09月01日「その他レポート」)
このレポートの関連カテゴリ
臼杵 政治
臼杵 政治のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2011/03/02 | 米国の金融規制改革法の影響~資産運用への示唆 | 臼杵 政治 | ニッセイ景況アンケート |
2011/02/25 | 終身年金パズルについて | 臼杵 政治 | 基礎研マンスリー |
2011/02/01 | 年金基金は長期投資家か(2) | 臼杵 政治 | ニッセイ年金ストラテジー |
2011/01/24 | 終身年金パズルについて | 臼杵 政治 | ジェロントロジーレポート |
新着記事
-
2025年09月03日
増え行く単身世帯と消費市場への影響(4)-教養娯楽・交際費から見る「自分時間」「人間関係」「自己表現」への投資 -
2025年09月03日
DC制度運営の再点検を -
2025年09月03日
成立した年金制度改正が将来の年金額に与える影響 -
2025年09月03日
日本の人的資本投資の現状と課題 -
2025年09月03日
外国人が支える人口動態~多言語対応等の居住支援が喫緊の課題
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【いま、基本ポートフォリオ(政策アセットミックス)を考える】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
いま、基本ポートフォリオ(政策アセットミックス)を考えるのレポート Topへ