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■見出し
1.はじめに
2.基本ポートフォリオの賞味期限
3.リバランスルールを守るべきか
4.策定方法の見直し
5.まとめ―投資信念の理解の徹底を
■introduction
2008年以降の市場混乱の中で、確定給付年金における基本ポートフォリオ(政策アセットミックス)の位置付けが揺れている。本稿ではその中で(1)基本ポートフォリオの意味と有効期限、(2)リバランスの必要性、(3)基本ポートフォリオの策定方法、について論じる。結論を先取りすれば、基本ポートフォリオという仕組みは維持しつつも、従来より弾力的な対応を考慮すべきであろう。リバランスには、基本ポートフォリオの位置付けやガバナンスの仕組みとの整合性が求められる。策定方法については、(1)リターンの正規分布を前提としない、(2)下方リスクを重視する、(3)債務リターンをベンチマークとする、方法を試みるべきである。同時に基本ポートフォリオの背後にある投資信念についての理解を、ステークホルダー間で共有することが有用であろう。
(2009年09月01日「その他レポート」)
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