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拡大する長寿リスク
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日本が「世界一の長寿国」と呼ばれて久しい。将来についてはあくまで予測だが、グラフを見ると、世代(生まれ年)が進むにつれて線が右にシフトしており、長寿化の進行が読み取れる。表でも、「死亡数が最多となる年齢」「平均死亡年齢」ともに、世代を追うごとに上昇している。
この「世代ごとに進む長寿化」の影で、「世代内の長寿リスク」が拡大している。表の「死亡数最多年齢での死亡数」を見ると、将来予測が基礎データの大半になっている1940年生まれを除いて、この人数が減少している。
一方、死亡年齢のばらつき具合を示す「標準偏差」は、増加傾向にある。これらの数値は、「平均で何歳まで生きるという情報が役に立ちにくくなり、いつ死亡するのかを予想しづらくなっている」ことを示している。この状況は男性で顕著だ。
「世代内の長寿リスク」への対処方法には、終身年金やリーバース・モーゲージなどがある。これらはあまり普及していないが、今後の普及促進が期待される。
(2009年04月24日「基礎研マンスリー」)
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