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- 欧州経済見通し~懸命の政策対応も落ち込みは続く
2009年03月13日
< ユーロ圏 : 2009年マイナス3.1%、2010年0.2% >
- 1~3月期のユーロ圏経済は10~12月期の前期比マイナス1.5%を上回る落ち込みが予想される。ECBは4~6月期に追加で50bpの利下げを行う見通し。利下げ後のレポ金利1%、預金ファシリティー金利ゼロが当面の最低水準となろう。
- 2009年後半には政策やユーロ安・原油安効果が表れようが、年間の成長率はマイナス3.1%に落ち込む。適切な政策対応を欠けば2010年も年間のプラス転化は難しいだろう
- イギリスは、金融混乱と住宅市場の調整加速による深刻な不況に陥っている。1月に公表した第二弾の金融安定化策は実行段階に入り、イングランド銀行は3月に政策金利を当面の下限となる0.5%まで引き下げ、国債の買い入れを行う量的緩和に踏み切った。
- 思い切った金融緩和と金融システム問題への対応の進展により、景気が底固めの段階に入るのは、2009年後半になり、短期的には信用収縮による住宅市場の調整と雇用調整に伴う一段の落ち込みが予想される。2009年年間の成長率はマイナス3.5%となろう。
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