- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 2008~2010年度経済見通し
2008年12月26日
日本経済は2007年末頃をピークに景気後退局面入りしている。
実質GDP成長率は2008年4-6月期、7-9月期と2四半期連続でマイナス成長となったが、金融危機の影響が実体経済にも波及しており、2008年度下期もマイナス成長が続く可能性が高い。2008年度の実質成長率は▲0.9%と、01年度(▲0.8%)以来のマイナス成長が見込まれる。
景気の底打ちは、海外経済の持ち直しが見込まれる09年度下期と予想するが、米国は家計のバランスシート調整を主因として、リセッション終了後も低成長が続く可能性が高い。
このため、日本の成長率も当面は潜在成長率を下回る低い伸びが続き、09年度に▲0.8%と2年連続でマイナス成長となった後、10年度も0.8%と景気回復期としては低い成長にとどまるだろう。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1836
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月04日
「こち亀の両さん」は老人なのか-新しいシニアマーケティング・世代間マーケティングを考える -
2021年03月04日
制度改正による家計の負担構造の変化から見える課題―低所得層が恩恵を受ける制度設計を― -
2021年03月04日
ブラジルGDP(2020年10-12月期)-前年同期比▲1.1%まで回復 -
2021年03月03日
20年を迎えた介護保険の再考(22)感染症対策や災害対策-新型コロナ禍や豪雨で課題浮き彫りに、2021年度改定で焦点に -
2021年03月03日
インド経済の見通し~制限緩和と感染改善を受けて3期ぶりのプラス成長、今後はワクチン普及につれて景気回復が安定的に(2020年度▲7.4%、2021年度+10.1%)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【2008~2010年度経済見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
2008~2010年度経済見通しのレポート Topへ