- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 金融・為替 >
- 金融政策 >
- 金融政策・市場の動き(9月)~世界経済悪化、不透明感・閉塞感の強い市場
金融政策・市場の動き(9月)~世界経済悪化、不透明感・閉塞感の強い市場
総合政策研究部 研究理事 チーフエコノミスト・経済研究部 兼任 矢嶋 康次
このレポートの関連カテゴリ
- 日本では輸出、設備投資、個人消費などの悪化が目立ち、企業業績の下方修正リスクが高い。海外では米国経済の下振れ懸念が強い中、先進国でも4-6月期マイナス成長となる国が目立ち始めた。新興国も成長鈍化が明確に。世界が抱える問題は一朝一夕では解決せず、悪化方向に大きく動くリスクが高い状況に変化なし。
- (1)円高、(2)企業業績の予想以上の落ち込み、(3)ロシア問題などは今後要注意だ。福田首相の辞任で政治・政策が「動く」可能性が出てきた。ねじれ国会で「動けない」とあきらめていただけに、意外に「ポジティブサプライズ」になる可能性あり。
- (金融政策)日銀は8月決定会合で、景気判断を10年ぶりに「停滞」に。当面コアCPIは2%を超えた水準で推移しそうだが、2次的効果が高まるリスクは低く景気の下振れを意識し、様子見スタンスが維持されるだろう。
- (長期金利)世界が抱える問題の短期解決が難しい中、長期金利は、先行き景気悪化・信用不安への懸念が解消されず低位安定が続くだろう。
- (為替)ユーロ、資源国で景気減速懸念や利下げ観測が強まっており、豪ドルやユーロを中心にクロス円で円が買い戻される動きが顕著になってきている。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1837
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月01日
世界各国の金融政策・市場動向(2021年2月)-株価は中旬までは上昇したが、下旬に調整 -
2021年03月01日
米個人所得・消費支出(21年1月)-追加経済対策の効果で個人所得は前月比で2桁の増加 -
2021年02月26日
2020年のマンション市場と今後の動向-コロナ禍で高まる需要、今マンションは買うべきなのか -
2021年02月26日
コロナ禍における労働市場の動向-失業率の上昇が限定的にとどまる理由 -
2021年02月26日
フィボナッチ数列について(その2)-フィボナッチ数列はどこで使用されたり、どんな場面に現れてくるのか(自然界)-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【金融政策・市場の動き(9月)~世界経済悪化、不透明感・閉塞感の強い市場】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
金融政策・市場の動き(9月)~世界経済悪化、不透明感・閉塞感の強い市場のレポート Topへ