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7月BOE金融政策委員会:景気の調整色深まるも据え置き継続
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■見出し
・同時に増大する景気下振れリスクと物価上振れリスク、MPCは様子見の判断で一致
・住宅市場に広がる金融混乱の影響
・一層の物価上昇が見込まれる中では、景気下支えに動けず
■introduction
イングランド銀行(BOE)は9~10日に金融政策委員会(MPC)を開催、政策金利の5.0%での据え置きを決めた。イギリス経済は金融混乱の影響が住宅市場に広がり調整色を深めているが、インフレ率が目標の2%を大きく上回る状態が続くと見られているため、今回の据え置きは大方の予想通りであった。
3日に公表されたBOEのサーベイでは、住宅ローン等の延滞率の上昇と依然慎重な金融機関の融資スタンスが確認されており、景気下振れのリスクは一段と高まっている。しかし、インフレターゲティング制で金融政策を運営しているBOEは、物価の一層の上昇が見込まれる段階で、景気下支えには動けない。当面、イギリス経済は調整色の強い展開が続くだろう。
(2008年07月11日「経済・金融フラッシュ」)
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