2007年08月31日

雇用統計07年7月～失業率の改善テンポ速まる

経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする

文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大
全文ダウンロード（PDF）

■見出し

・失業率の改善テンポ速まる
・非正規雇用比率は2四半期連続で上昇
・有効求人倍率は横ばい

■introduction

総務省が8月31日に公表した労働力調査によると、7月の完全失業率は前月から0.1ポイント低下し3.6％となった（ロイター事前予想：3.7％、当社予想も3.7％）。
失業率は2006年11月から2007年3月まで5ヵ月連続で4.0％となり、一時下げ渋りの動きも見られたが、4月に9年2ヵ月ぶりに3％台となってからは、改善テンポは速まっている。
失業者は前年に比べ34万人の減少となったが、その内訳を求職理由別に見ると、自己都合が91万人と前年に比べ12万人の減少、非自発的離職が74万人と前年に比べ10万人の減少、その他が52万人と前年に比べ12万人の減少となった。

(2007年08月31日「経済・金融フラッシュ」)

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする
全文ダウンロード（PDF）

経済研究部   経済調査部長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

レポートについてお問い合わせ
(取材・講演依頼)

03-3512-1836

経歴
  • ・ 1992年：日本生命保険相互会社
    ・ 1996年：ニッセイ基礎研究所へ
    ・ 2019年8月より現職

    ・ 2010年　拓殖大学非常勤講師（日本経済論）
    ・ 2012年～　神奈川大学非常勤講師（日本経済論）
    ・ 2018年～　統計委員会専門委員

週間アクセスランキング

経済 総合 領域別

    更新もっと見る

    更新もっと見る

    ピックアップ

    レポート紹介

    【雇用統計07年7月～失業率の改善テンポ速まる】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

    雇用統計07年7月～失業率の改善テンポ速まるのレポート　Topへ