- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 貿易統計07年7月~貿易収支は9カ月ぶりに悪化
■見出し
・貿易収支は9ヵ月ぶりに悪化
・自動車輸出の伸びが半減
・米国向け輸出の減少幅が再拡大
■introduction
財務省が8月22日に公表した貿易統計によると、7月の貿易黒字は6,712億円(前年比▲21.1%)となり、事前の市場予想(ロイター集計:7,649億円、当社予想も7,649億円)を若干下回った。原油価格の高騰などにより、輸入の伸びが輸出の伸びを上回ったことから、貿易収支は9ヵ月ぶりに前年よりも悪化した。
輸出価格は前年比9.0%(6月:同9.7%)と高めの伸びを維持したが、輸出数量が前年比2.5%と6月の同5.9%から伸びが鈍化したため、輸出金額は前年比11.7%と6月の同16.2%から伸びが低下した。一方、輸入金額は、輸入価格が前年比17.3%(6月:同17.2%)と大幅な上昇を続ける中、輸入数量が前年比▲0.4%と6月の同▲5.5%からマイナス幅が縮小したため、前年比16.9%と6月の同10.8%から伸びが大きく高まった。
(2007年08月22日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1836
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
斎藤 太郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/09/09 | 2024・2025年度経済見通し-24年4-6月期GDP2次速報後改定 | 斎藤 太郎 | Weekly エコノミスト・レター |
2024/09/02 | 法人企業統計24年4-6月期-経常利益(季節調整値)は製造業、非製造業ともに過去最高を更新 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
2024/08/30 | 鉱工業生産24年7月-自動車の下振れなどから、7-9月期は小幅な増産にとどまる見込み | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
2024/08/30 | 雇用関連統計24年7月-新規求人数が前年比で増加に転じたが、低迷は継続 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年09月17日
今週のレポート・コラムまとめ【9/10-9/13発行分】 -
2024年09月13日
ECB政策理事会-予想通り利下げ、今後は引き続きデータ次第 -
2024年09月13日
自動車保険料率の引き上げに向けた動き-自動車保険と傷害保険の参考純率の改定 -
2024年09月13日
インド消費者物価(24年8月)~8月のCPI上昇率は小幅上昇も2ヵ月連続で物価目標を下回る -
2024年09月12日
外国株式ファンドが一時、売却超過に~2024年8月の投信動向~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【貿易統計07年7月~貿易収支は9カ月ぶりに悪化】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
貿易統計07年7月~貿易収支は9カ月ぶりに悪化のレポート Topへ