- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- QE速報:4-6月期実質0.1%(年率0.5%)成長~内外需ともほぼ横ばい
2007年08月13日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
- 2007年4-6月期の実質GDP成長率は、前期比0.1%(年率換算0.5%)と10四半期連続のプラス成長となった(当研究所事前予測7月31日:前期比0.4%、年率1.5%)が、1-3月期の前期比0.8%(年率3.2%)から大きく減速した。
- 1-3月期に成長率を大きく押し上げた外需(寄与度:前期比0.4%)が、前期比0.0%へと急減速したことに加え、民間消費の伸びが半減し(1-3月期:前期比0.8%→4-6月期:同0.4%)、住宅投資が前期比▲3.5%の大幅減少となったこと等から、民間需要の伸びが1-3月期の前期比0.6%から0.2%へと大きく低下した。
- 4-6月期の低成長はある程度想定されていたものだが、サブプライムローン問題に端を発して金融市場の不透明感は高まっている。各国中央銀行が流動性の大量供給に動く中、日銀が逆に流動性を吸収する利上げを行うことは難しいため、次回(8/22,23)の金融政策決定会合では、追加利上げは見送られる可能性が高くなってきた。
- 個人消費は比較的堅調に推移してきたが、所得が低迷する中、住民税増税に伴う負担増や消費者マインドの悪化から、夏場の消費は低迷する可能性が高い。7-9月期の成長率は個人消費の停滞を主因として4-6月期に続き低い伸びにとどまる公算が大きい。
(2007年08月13日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1836
経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
斎藤 太郎のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2025/12/01 | 法人企業統計25年7-9月期-トランプ関税下でも経常利益(季節調整値)は過去最高を更新する一方、設備投資は低調 | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
| 2025/11/28 | 鉱工業生産25年10月-事前予想から大きく上振れたが、生産計画は弱め | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
| 2025/11/28 | 雇用関連統計25年10月-就業者数が着実に増加する一方、求人数は減少が続く | 斎藤 太郎 | 経済・金融フラッシュ |
| 2025/11/27 | 高市新政権の真価が問われるのは経済対策よりも当初予算 | 斎藤 太郎 | 研究員の眼 |
新着記事
-
2025年12月05日
2026年はどんな年? 金利・為替市場のテーマと展望 -
2025年12月05日
インドの労働市場の現状と課題~量的拡大と質的停滞の狭間で~ -
2025年12月05日
数字の「28」に関わる各種の話題-「28」という数字は完全数- -
2025年12月05日
グローバル株式市場動向(2025年11月)-AI関連株の過熱懸念から小幅反落 -
2025年12月05日
2026年度の年金額(見通し)は4年連続の増額だが実質目減りで将来に貢献-年金額改定の意義と2026年度以降の見通し(4)
お知らせ
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年07月01日
News Release
【QE速報:4-6月期実質0.1%(年率0.5%)成長~内外需ともほぼ横ばい】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
QE速報:4-6月期実質0.1%(年率0.5%)成長~内外需ともほぼ横ばいのレポート Topへ











