2006年03月25日

中国とインドにおける中間層と生活保障意識

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■目次

1.はじめに
2.中国・インドにおける中間層の規模
3.中国とインドの教育環境・医療環境
4.中国とインドの生活保障意識
5. おわりに

■introduction

途上国の経済発展に関する話題の中心は、従来のNIEsからBRICsに、中でも超大国である中国とインドにシフトしている。これら2国が注目される理由の1つは、昨今の経済成長により家計に余裕をもった中間層人口が急増したことである。中間層とは、経済発展にともなう社会環境の変化の中で、社会的な地位や財産を得た層であり、都市生活の中で「充実した生活」を求める層と考えられる。この層の購買力は、食品、家庭用品からIT関連、自動車業界まで、あらゆる分野で期待されている。ここでは、中国とインドの中間層について概括した後、「生活保障」についての意識を比較する。

(2006年03月25日「基礎研マンスリー」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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【中国とインドにおける中間層と生活保障意識】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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