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2004年10月22日
欧州経済:広がる原油高への懸念/安定成長協定を巡る動き
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< 広がりを見せる原油高への懸念 >
- ユーロ圏では個人消費の低迷が続く一方、輸出鈍化や原油高、米国経済の先行きへの懸念から、企業の現状判断、先行き見通しも厳しさを増している。
- 外部環境悪化による景気下振れリスクが燻る中では、ECBの原油高の「二次的影響」への強い警戒姿勢は、労組の賃金要求や企業の価格設定行動を牽制することに目的があり、近い将来の利上げに結びつく可能性は低いものと考えられる。
< 安定成長協定を巡る動き >
- 「安定成長協定」は、加盟国の財政悪化やEU拡大に対応した見直しが進められており、欧州委員会は、財政赤字よりも政府債務残高を重視すること、国ごとの事情を勘案すること、好況時の健全な財政運営を求めることを骨子とする改革案をまとめた。
- 加盟国間、ECBとの意見対立もあり、最終合意には時間を要する見込みだが、議論の行方は、新規加盟国のユーロ参加へのスタンスを判断する材料としても注目されよう。
(2004年10月22日「Weekly エコノミスト・レター」)
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