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2004年08月13日
QE速報:4-6月期実質0.4%(年率1.7%)成長~民需が急減速
経済研究部 経済調査室長・総合政策研究部兼任 斎藤 太郎
- 2004年4-6月期の実質GDP成長率は前期比0.4%(年率1.7%)と5四半期連続のプラス成長となった(基礎研事前予測8月2日:前期比1.1%)。しかし、設備投資の伸びが0.0%にとどまったこと等から、1-3月期の前期比1.6%(年率6.6%)からは急減速した。
- 輸出主導で始まった今回の景気回復は、徐々に内需に波及し2003年10-12月期、2004年1-3月期には民需中心の高成長となったが、この4-6月期には外需依存の成長に逆戻りした形となった。
- 名目GDPは前期比▲0.3%(年率▲1.3%)と5四半期ぶりのマイナス成長となった。GDPデフレーターは前年比▲2.6%(1-3月期も▲2.6%)と依然大幅なマイナスが続いている。
- 今後の懸念材料は、海外経済の減速に伴い伸びの鈍化が見込まれる輸出と、所得の改善が伴わない中で回復を続けている民間消費の動向である。
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