2002年11月05日

7-9月期GDPは前期比0.5%を予測~民需堅調、外需は息切れ

経済研究部 経済調査部長 斎藤 太郎

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<2002年7-9月期GDP予測>

  1. 2002年7-9月期の実質GDP成長率は、前期比0.5%(前期比年率2.1%)になったと推計される。
  2. 今回の景気回復の牽引役だった外需は息切れしたが、民間消費、設備投資が増加し国内民間需要の伸びが高まったため、4-6月期に続きはっきりとしたプラス成長となった。これにより2002年度前半の景気回復基調が再確認されることになろう。
  3. ただし、個人消費、設備投資の先行きには懸念材料が多く、10-12月期以降の減速は避けられないだろう。
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(2002年11月05日「Weekly エコノミスト・レター」)

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経済研究部   経済調査部長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

経歴
  • ・ 1992年:日本生命保険相互会社
    ・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
    ・ 2019年8月より現職

    ・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
    ・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
    ・ 2018年~ 統計委員会専門委員

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