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2002年06月28日
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<今週の焦点:低迷が続く第3次産業>
- 鉱工業生産指数は輸出の急回復を背景に伸びが高まっているのに対して、第3次産業活動指数は依然低迷が続いている。
- 今回の景気回復が輸出依存となっているため、その恩恵を受けやすい鉱工業生産と受けにくい第3次産業の動きに大幅な乖離が生じているものと考えられる。
- 第3次産業活動指数の低迷は国内需要、特に個人消費の弱さを反映したものであるが、消費の回復は当分見込めない。そのため、全産業の約6割を占める第3次産業も低迷が続き、日本経済全般の回復スピードは当分緩やかなものにとどまるだろう。
<4-6月期は2四半期ぶりのマイナス成長へ>
- 2002年4-6月期の実質GDP成長率は、前期比▲0.3%(年率▲1.3%)と、2四半期ぶりのマイナス成長になると予測する。
(2002年06月28日「Weekly エコノミスト・レター」)
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経歴
- ・ 1992年:日本生命保険相互会社
・ 1996年:ニッセイ基礎研究所へ
・ 2019年8月より現職
・ 2010年 拓殖大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2012年~ 神奈川大学非常勤講師(日本経済論)
・ 2018年~ 統計委員会専門委員
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