- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 日本経済 >
- 日本経済の中期的展望二兎を追う政策運営を
<日本経済>
- 鉱工業生産の急速な下落から基調の変化が見られる。雇用環境の悪化による消費の低迷や設備投資の減少が続くことは避けられない。
- 金融市場はトリプル安の様相を呈しはじめている。金融市場の不安定化を招く事態に至れば、政府は金融機関への公的資金の注入などの思い切った緊急措置を迅速に取るべきだ。
<今週の焦点:日本経済の中期的展望>
- 経済財政諮問会議の中期展望では、2004年度にはデフレから脱却できるとしている。この楽観的と見られる前提でも財政赤字の削減は容易ではない。歳出削減による財政赤字の削減には限界があり、将来は増税が避けられないだろう。
- 日本経済は現在の景気不振と将来の貯蓄不足の両方の問題を解決するために、二兎を追う経済政策運営が求められている。
(2002年02月08日「Weekly エコノミスト・レター」)
このレポートの関連カテゴリ
櫨(はじ) 浩一 (はじ こういち)
研究・専門分野
櫨(はじ) 浩一のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2020/03/06 | 不安の時代ー過剰な貯蓄を回避する保険の意義 | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研マンスリー |
2020/02/27 | MMTを考える | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研レポート |
2020/02/07 | 令和の日本経済はどうなるか-経済予測の限界と意義 | 櫨(はじ) 浩一 | 基礎研マンスリー |
2020/01/31 | 不安の時代~過剰な貯蓄を回避する保険の意義~ | 櫨(はじ) 浩一 | エコノミストの眼 |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年09月20日
消費者物価(全国24年8月)-既往の円安の影響で食料(生鮮食品を除く)の伸びが1年3ヵ月ぶりに拡大 -
2024年09月19日
米FOMC(24年9月)-政策金利▲0.5%引き下げを決定。20年以来となる利下げを開始 -
2024年09月19日
資金循環統計(24年4-6月期)~個人金融資産は前年比98兆円増の2212兆円と過去最高に、リスク性資産への投資が進む -
2024年09月19日
家計消費の動向(~2024年7月)-物価高で食料や日用品を抑え、娯楽をやや優先だが温度差も -
2024年09月19日
米住宅着工・許可件数(24年8月)-着工件数は前月、市場予想を上回る。住宅ローン金利の低下が住宅需要に追い風
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【日本経済の中期的展望二兎を追う政策運営を】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
日本経済の中期的展望二兎を追う政策運営をのレポート Topへ