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2002年02月08日
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<日本経済>
- 鉱工業生産の急速な下落から基調の変化が見られる。雇用環境の悪化による消費の低迷や設備投資の減少が続くことは避けられない。
- 金融市場はトリプル安の様相を呈しはじめている。金融市場の不安定化を招く事態に至れば、政府は金融機関への公的資金の注入などの思い切った緊急措置を迅速に取るべきだ。
<今週の焦点:日本経済の中期的展望>
- 経済財政諮問会議の中期展望では、2004年度にはデフレから脱却できるとしている。この楽観的と見られる前提でも財政赤字の削減は容易ではない。歳出削減による財政赤字の削減には限界があり、将来は増税が避けられないだろう。
- 日本経済は現在の景気不振と将来の貯蓄不足の両方の問題を解決するために、二兎を追う経済政策運営が求められている。
(2002年02月08日「Weekly エコノミスト・レター」)
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