- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- >
- 運用リスク管理 >
- ハザード関数推定の実際
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
入手可能な倒産データは、一般に少数のサンプル時点しか持たない。しかも、倒産の観測数が極端に少ない場合も多い。本稿では、このような状況におけるハザード関数推定の方法を述べ、帝国データバンク社、Moody's社、Standard and Poor's社のデータについて、その推定結果を示す。Moody's社およびStandard and Poor's社の格付け別ハザード関数については、比較的長期間、格付けと整合的な大小関係を持つことが分かった。これは、時間の経過とともにデフォルトした企業を除いて考えても、両社が過去につけた格付けは、危険度の上下関係を保ったことを意味し、両社の格付けの評価が高い一因と考えられる。
(2001年01月25日「ニッセイ基礎研所報」)
北海道大学 大学院経済学研究科
鈴木 輝好
鈴木 輝好のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/10/03 | 行動ファイナンス理論への批判と今後の可能性 | 鈴木 輝好 | ニッセイ年金ストラテジー |
2011/10/03 | 個人投資家の資産配分~学術研究の現状と今後の展開 | 鈴木 輝好 | ニッセイ年金ストラテジー |
2011/08/01 | 個人投資家の資産配分~近代経済学からファイナンス理論へ | 鈴木 輝好 | ニッセイ年金ストラテジー |
2002/02/25 | 南関東直下地震と自治体による被害想定 | 鈴木 輝好 | 基礎研マンスリー |
新着記事
-
2025年03月27日
空き家所有者が「売る・貸す」選択に踏み出すためには-空き家所有者の意識変容に向けた心理的アプローチの一考察- -
2025年03月27日
経過措置終了に伴う企業の現状と今後の対応方針~東証市場再編後に残された課題~ -
2025年03月27日
「早食いは太る」は本当か~食べる速さは、肥満リスクをどの程度予測できるか -
2025年03月27日
ファイナンシャル・ウェルビーイングについて(2)-金融行動との関係性…保険商品に着目して -
2025年03月26日
語られる空き家、照らされる人生-物語がもたらす価値の連鎖-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【ハザード関数推定の実際】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ハザード関数推定の実際のレポート Topへ