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- ニッセイ為替インデックス弱い円安圧力の持続を示唆
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<ニッセイ為替インデックス>
- 11月の為替インデックスは+6.6%と10月の+6.5%に対してほぼ横這いとなり、弱い円安圧力の持続を示唆するものとなっている。
- 日本経済を巡る強弱材料が交錯する中、当面円ドルレートは方向感の出にくいボックス圏での推移が継続することが予想される。
<今週の焦点:足もとの外需の動向と今後の展望>
- 輸出金額は98年10-12月期を底に回復傾向が持続してきているが、足もと2000年7-9月期は前年同期比7.9%と4-6月期の同9.0%から伸びが鈍化している。
- 今後米国経済の減速を背景に、輸出の増勢は鈍化しよう。しかし、ユーロ安が修正されれば輸出採算が改善に向かうEU向けや、景気回復による所得効果が期待されるアジア向けを下支えに、急激な減速は回避されよう。
(2000年11月02日「Weekly エコノミスト・レター」)
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