1999年07月01日

新たな成長シナリオが求められる総合商社

吉久 雄司

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする

文字サイズ

  • 小
  • 中
  • 大
全文ダウンロード（PDF）

■intrduction

「３つの過剰」解消に向け加速するリストラ
大手総合商社は、商品・機能・地域の「総合性」をもとに高い信用力を確保し、仲介取引や金融、事業投資など多様な活動を行ってきた。しかし現在は、「商社中抜き（商社を経由しない取引）」の進行に加えて、デフレによる取扱高減少、アジア向け投融資の損失、保有有価証券の含み益減少など事業環境の大幅な悪化で、「商社氷河期」ともいわれる状況に陥っている。
こうした状況下で大手各社は、（１）人員の削減（ヒト）、（２）不採算事業の整理（モノ）、（３）有利子負債の削減（カネ）という、「３つの過剰」の解消に向け、リストラを本格化させている。

(1999年07月01日「経済調査レポート」)

このレポートの関連カテゴリ

Xでシェアする Facebookでシェアする
全文ダウンロード（PDF）

吉久 雄司

週間アクセスランキング

経営 総合 領域別

    更新もっと見る

    更新もっと見る

    ピックアップ

    レポート紹介

    【新たな成長シナリオが求められる総合商社】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

    新たな成長シナリオが求められる総合商社のレポート　Topへ