1997年05月25日

さらなる改革が望まれる公社債市場

総合政策研究部 上席研究員 新美 隆宏

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■目次

1. はじめに
2. 公社債市場の現状
3. 公社債市場発展の要件
おわりに

■introduction

日本版ビッグバンが、(1)Free(市場原理が働く自由な市場に)、(2)Fair(透明で信頼できる市場)、(3)Global(国際的で時代を先取りする市場)、を3原則として議論され、企業の資金調達が間接金融から直接金融へと大きくシフトするなかで、公社債市場の果たす役割が、重要性を高めつつある。
そこで、本稿では、近年の公社債市場の規制緩和・市場改革の動向を整理し、機関投資家の立場から、特に社債市場に重点を置いて、公社債市場の理想像を考えてみたい。

(1997年05月25日「基礎研マンスリー」)

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総合政策研究部   上席研究員

新美 隆宏 (にいみ たかひろ)

研究・専門分野
金融・経済政策、企業年金、資産運用・リスク管理

経歴
  • 【職歴】
     1991年 日本生命保険相互会社入社
     1991年 ニッセイ基礎研究所
     1998年 日本生命 資金証券部、運用リスク管理室
     2006年 ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)
     2011年 ニッセイ基礎研究所
     2015年 日本生命 特別勘定運用部、団体年金部
     2025年 ニッセイ基礎研究所(現職)

    【加入団体等】
    ・日本証券アナリスト協会 認定アナリスト

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