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■目次
はじめに
I. 情報化時代の本質
II. 情報化によるビジネス変化の方向性
III. おわりに~電子商取引に向けて
■introduction
昨今の情報社会を表すキーワードの一つとして「エレクトロニック・コマース」(EC、電子商取引)が挙げられる。通産省のEC実証実験は100億円プロジェクトとして話題になったが、共通の基盤作りがようやく始まったばかりである。また、2年前からインターネット上に続々とオープンしたバーチャルモールと呼ばれる仮想商店街は、商品販売が軌道に乗らず、実験計画を再検討しているところが多い。
ECという言葉も一年前に比べれば少しヒートダウンした感が強い。ECについては、インターネット上の決済システムやセキュリティといった技術的な可能性が盛んに論じられており、最も肝心な「商取引」「ビジネス」がどのように変わっていくかという側面からの議論がなされていないのが現状である。ここでは電子商取引の具体的な課題よりも、そのベースとなる情報化によるビジネス変化の方向性について検討する。
(1997年03月25日「基礎研マンスリー」)
加藤 伸二
研究・専門分野
加藤 伸二のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1997/03/25 | 情報化によるビジネス変化の方向性 | 加藤 伸二 | 基礎研マンスリー |
1996/02/01 | マーケティングパラダイムの変化とデータベース・マーケティング-顧客と対話するための情報共有の仕組みづくり- | 加藤 伸二 | 調査月報 |
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