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■見出し
・背景
・国民勘定
・貿易収支
・INTRASTAT
・現状
■要約
英国の支出種目別GDPの輸出入データは変動が激しく、1993年初め以降四半期ごとに大幅な改訂がなされている。これは、英国で目下進行中の景気回復の状態や勢いの分析を著しく妨げている。
本稿では、英国貿易収支統計内のこうした弱点の原因について検討し、1993年1月1日に導入された、EC加盟国間の貿易統計を編纂する新しいシステム(INTRASTAT)に原因の大半があるとの結論を導く。
INTRASTATについて手短に説明をし、最近の貿易収支統計の質の低下が一時的なものか、あるいは、重大な欠陥が残存しているのかどうか検討する。本稿は歴史的に質の低い英国の貿易収支統計という観点から検討を行なう。
INTRASTATにからむ問題はすべてのEC加盟国に共通したものではあるが、入手可能な情報が不足しているため、本稿は英国に関する事柄に限定されている。
(1994年04月01日「調査月報」)
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