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- 生保会社における金融業務多様化の必要性について
■見出し
1.はじめに
2.生保金融業務の2つの側面
3.生保金融業界を取り巻く環境変化
4.生保金融業務多様化の方向性
5.おわりに
■はじめに
現在、金融制度調査会を中心に専門金融機関制度の在り方が審議されている。そして金融制度第二委員会は近々(5月中にも)中間報告書を取りまとめる状況にある。ここでの審議は今後の我が国金融制度の枠組みを方向付けるものとして極めて重要な意味をもつものである。しかしながら、現状生保会社の位置づけについては必ずしも明確にされておらず、今後、保険審議会の場で検討される方向へと移ってきている。
経済金融環境の変化に対応し金融サービスの向上と契約者利者の増進を図っていくためには、生保金融業務の多様化が必要不可欠と言える。従って、それが今後の金融制度改革の中で適切に反映されねばならないと考える。これに対し金融業務の多様化が生保事業からの逸脱という意見も一部に散見される。
そこで以下、生保金融業務の意義と多様化の必要性について私見を述べていきたい。
(1989年06月01日「調査月報」)
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佐々木 孝雄
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日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
1989/06/01 | 生保会社における金融業務多様化の必要性について | 佐々木 孝雄 | 調査月報 |
1988/11/01 | 企業取引における生保金融業務の多様化について | 佐々木 孝雄 | 調査月報 |
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