- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- ニッセイ景況アンケート調査結果-2014年度下期調査
■調査結果のポイント
◆企業の景況感は改善優勢も、消費の低迷を背景にやや足踏み状態
◆従業員の健康保持・増進に対する関心は高まり、取組み効果も顕在化
■調査結果要旨
I.景気動向
1.企業の景況感は好況感が優勢であるものの、やや足踏み状態
2.地域別景況感は全9地域で悪化、先行きは3地域で改善
3.14年度は売上、経常損益ともに5年連続の増収増益を維持、15年度も収益改善へ
4.15年度は全9地域で増収増益を達成
II.雇用、設備投資、金融環境
1.雇用は15年4月にかけて維持・拡大傾向が強まる見通し
2.設備投資の拡大基調は14年度も続くが、15年度はやや慎重な姿勢
3.金融機関の貸出態度は緩和傾向
III.従業員の健康保持・増進に向けた企業の取組みについて
1.調査の背景
2.従業員の健康保持・増進に対する関心が高まっている企業は、大企業・中堅企業ではおよそ6割。中小企業でも半数近くに達する。
3.従業員の健康保持・増進の最大の目的は「従業員の職場環境の充実・満足度向上」で「医療費の削減」は一部の企業のみ。年齢層が低い企業では
「優秀な人材の採用と定着」も目的の1つ。
4.現在実施している主な取組みは「健康診断受診の推奨」。今後充実させたい取組みは「メンタルヘルス対策」。
5.半数程度の企業でなんらかの改善。項目別には「健康診断受診率、有所見者の再受診率」が4割程度が改善する一方で、休職者数、生活習慣病
患者数、メンタルヘルス不調者数、医療費の改善は現在のところ1割程度
6.健康維持・増進に向けた取組みを実施している企業は、より改善を認識している。
7.今後の推進のためには「健康や健康指導に対する知識や経験」や「従業員の関心」が必要。
8.まとめ
このレポートの関連カテゴリ
岡 圭佑
(2015年02月24日「ニッセイ景況アンケート」)
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月19日
しぶといドル高圧力、一体いつまで続くのか?~マーケット・カルテ5月号 -
2024年04月19日
年金将来見通しの経済前提は、内閣府3シナリオにゼロ成長を追加-2024年夏に公表される将来見通しへの影響 -
2024年04月19日
パワーカップル世帯の動向-2023年で40万世帯、10年で2倍へ増加、子育て世帯が6割 -
2024年04月19日
消費者物価(全国24年3月)-コアCPIは24年度半ばまで2%台後半の伸びが続く見通し -
2024年04月19日
ふるさと納税のデフォルト使途-ふるさと納税の使途は誰が選択しているのか?
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【ニッセイ景況アンケート調査結果-2014年度下期調査】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ニッセイ景況アンケート調査結果-2014年度下期調査のレポート Topへ