- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 最近の人民元と今後の展開(2012年12月号)
○ 11月の人民元相場は、基準値・現物・NDFが揃って上昇した。基準値を中心に「NDFが大幅元安、現物が大幅元高」という状況は11月も続いたが、NDFが基準値よりも大きく上昇したため、異常な状況はやや緩和した。また、周辺国通貨はまちまちの動きとなった。
○ 12月の展開としては、基準値が一定のボックス圏内(6.2~6.4元)で推移するとの見方に変更はないものの、米国QE3で溢れ出た投機的マネーが流入すれば、現物実勢は6.2元をトライする可能性もある。但し、中国の景気は回復し始めたばかりで足腰が弱いことから、現物が過度に上昇ピッチを上げるようなら、中国当局はドル買い介入に踏み切る可能性が高いとみている。
このレポートの関連カテゴリ
三尾 幸吉郎
研究・専門分野
(2012年12月04日「経済・金融フラッシュ」)
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月09日
フィリピン経済:24年1-3月期の成長率は前年同期比5.7%増~財輸出が回復して成長率が小幅に上昇 -
2024年05月09日
2024年4月、グローバル株式市場は反落 -
2024年05月09日
曲線にはどんな種類があって、どう社会に役立っているのか(その5)-サイクロイド(その性質等)- -
2024年05月09日
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向【2023年】(2)~コロナ禍以降、「駅近」志向が高まる一方、「住居の広さ」と「中心部までのアクセス」への評価は揺り戻しの動きも -
2024年05月09日
基礎研REPORT(冊子版)5月号[vol.326]
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【最近の人民元と今後の展開(2012年12月号)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
最近の人民元と今後の展開(2012年12月号)のレポート Topへ