- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米7-9月期GDPは年率3.5%~5四半期ぶりのプラス転換でリセッション脱出が濃厚に
■見出し
・7-9月期GDPは、前期比年率3.5%とリセッション脱出へ:GDP速報値の概要
・各需要項目とも全般的には回復方向への動きを強める展開:需要項目別の動向
・時間を要する個人消費の本格回復~高成長の持続は疑問
■introduction
米商務省が10月29日に発表した7-9月期実質GDP(速報値)は、3.5%(前期比年率:以下も同じ)と、直前の市場予想(同3.2%)を上回り、5四半期ぶりのプラス成長となった。
今年に入ってからの米国の成長率は、1-3月期に前期比年率▲6.4%と27年ぶりの大幅な落ち込みを見せた後、4-6月期には同▲0.7%とマイナス幅を縮小したが、1947年以来の現行統計では初めての4四半期連続のマイナス成長を記録していた。今後、全米経済研究所(NBER)の景気判定を待つこととなるが、7-9月期成長率のプラス転換により、2007年12月以来、1年半に及ぶ戦後最長のリセッションにも終止符が打たれることとなりそうである。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月17日
マレーシア経済:24年1-3月期の成長率は前年同期比+4.2%~堅調な個人消費と輸出の回復により成長加速 -
2024年05月17日
韓国政府と医療界が医学部の入学定員増案で対立、医療空白が長期化-日本の事例を参考に事態の解決を- -
2024年05月17日
2024・2025年度経済見通し(24年5月) -
2024年05月17日
米住宅着工・許可件数(24年4月)-着工件数は前月から増加も市場予想を下回る -
2024年05月17日
女性の「定年」への意識~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(7)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米7-9月期GDPは年率3.5%~5四半期ぶりのプラス転換でリセッション脱出が濃厚に】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米7-9月期GDPは年率3.5%~5四半期ぶりのプラス転換でリセッション脱出が濃厚にのレポート Topへ