2021年04月20日

欧州大手保険グループの2020年末SCR比率の状況について(3)-ソルベンシーIIに基づく数値結果報告(資本取引等)-

保険研究部 研究理事 気候変動リサーチセンター兼任 中村 亮一

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■要旨

欧州大手保険グループの2020年決算発表に伴い、ソルベンシーII制度に基づく各種数値等が開示されている。

このテーマに関する前々回のレポートでは、欧州大手保険グループのSCR比率の水準等について、全体的な状況を報告し、前回のレポートでは、各社のSCR比率の推移分析や感応度の推移について報告した。今回のレポートでは、資本管理に関係する取引等のトピックについてについて報告する。

■目次

1―はじめに
2―各社の2020年における資本取引等
  1|AXA
  2|Allianz
  3|Generali
  4|Aviva
  5|Aegon
  6|Zurich
3―まとめ
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保険研究部   研究理事 気候変動リサーチセンター兼任

中村 亮一 (なかむら りょういち)

研究・専門分野
保険会計・計理

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