- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 保険 >
- 欧米保険事情 >
- EIOPAがソルベンシーIIにおける内部モデルの分散化に関する調査を開始
EIOPAがソルベンシーIIにおける内部モデルの分散化に関する調査を開始
中村 亮一
このレポートの関連カテゴリ
EIOPA(欧州保険年金監督局)は、2020年10月2日に、ソルベンシーIIにおける内部モデルの分散化に関する欧州全体での比較研究を開始すると公表した。
ソルベンシーIIにおいて、保険会社がSCR(ソルべンシー資本要件)を算出するために、監督当局の承認を得て、標準式ではなくて、各社の内部モデルを使用することが認められている。保険会社にとって、標準式ではなくて内部モデルを採用することの最大のベネフィットは分散効果にあると言われている。今回、EIOPAはその内部モデルの分散化に関して、実態調査を行うこととした。
今回のレポートでは、この比較研究のためのデータ要求等の概要を報告する。
■目次
1―はじめに
2―今回の比較研究の概要
1|目的
2|今回の調査
3|データ要求への参加会社
4|前提条件
5|参加企業のベネフィット
6|データ提出期限
3―今回の要求データの概要
1|標準化されたモデルレポート
2|内部モデルレポート
3|会社/グループプロファイル
4|相関行列
4―定性的アンケート
5―まとめ
このレポートの関連カテゴリ
中村 亮一
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月24日
米国でのiPhone競争法訴訟-司法省等が違法な独占確保につき訴え -
2024年04月23日
他国との再保険の監督に関する留意事項の検討(欧州)-EIOPAの声明 -
2024年04月23日
気候変動-温暖化の情報提示-気候変動問題の科学の専門家は“ドラマが少ない方向に誤る?” -
2024年04月23日
今後お金をかけたいもの・金融資産 -
2024年04月23日
今週のレポート・コラムまとめ【4/16-4/22発行分】
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【EIOPAがソルベンシーIIにおける内部モデルの分散化に関する調査を開始】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
EIOPAがソルベンシーIIにおける内部モデルの分散化に関する調査を開始のレポート Topへ