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オフィス・ホテル・物流市場では供給消化が好調維持の鍵ー不動産クォータリー・レビュー2017年第1四半期
基礎研REPORT(冊子版)6月号[vol.243]

加藤 えり子
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1―経済動向と住宅市場
2―地価動向
3―不動産サブセクターの動向
三幸エステートとニッセイ基礎研究所が共同で開発した成約賃料データに基づくオフィスレント・インデックス1によると、2017年第1四半期の東京都心部オフィス賃料は、Aクラスビルで33,398円/坪、前期比-1.1%、前年同期比-1.8%となった[図表4]。景況や企業業績は良好であるが、2018年に約140万m2の新規供給が見込まれることから、テナント優位の状況が作り出されている。Bクラスビルの成約賃料インデックスは前期比+7.4%・前年同月比-1.1%、Cクラスは前期比+2.8%・前年同月比+2.0%となった。一方、東京以外の主要都市では新規供給が抑制され、概して空室率の低下傾向が継続している[図表5]。
1 三幸エステート株式会社『オフィスレント・インデックス』
http://www.sanko-e.co.jp/data/rentindex/publish-2017
東京都心部:都心5区および周辺区オフィス集積地域
A クラスビル:延床面積:10,000坪以上、基準階貸室面積:300坪以上、築年数:15年以内
B クラスビル:基準階貸室面積200坪以上でAクラスに該当しないビル(築年数経過でAクラスの対象外となったビルを含む)
C クラスビル:基準階貸室面積100坪以上200坪未満のビル(築年数による制限はなし)
4―J-REIT(不動産投信)・不動産投資市場
(2017年06月07日「基礎研マンスリー」)
加藤 えり子
加藤 えり子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2017/06/19 | 「国際金融都市・東京」構想と不動産市場~日本版金融ビッグバンから東京版金融ビッグバンへ~ | 加藤 えり子 | 研究員の眼 |
2017/06/07 | オフィス・ホテル・物流市場では供給消化が好調維持の鍵ー不動産クォータリー・レビュー2017年第1四半期 | 加藤 えり子 | 基礎研マンスリー |
2017/05/08 | オフィス・ホテル・物流市場では供給消化が好調維持の鍵-不動産クォータリー・レビュー2017年第1四半期 | 加藤 えり子 | 不動産投資レポート |
2017/03/06 | 地方都市でオフィス需給逼迫、東京は大量供給?に見えるもの | 加藤 えり子 | 研究員の眼 |
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