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九州のインバウンド観光需要-九州における訪日外国人旅行者の特性と需要動向
竹内 一雅
九州の外国人宿泊者として圧倒的な存在感を誇っているのが韓国人である。九州の宿泊施設における外国人延べ宿泊者数のうちの35.0%が韓国人であり、次いで台湾(20.4%)、中国(12.4%)、香港(12.3%)と続いている(2016年1~10月実績)(図表-24)。特に、大分県、佐賀県、宮崎県では韓国人比率が4割を上回っている。ただし、クルーズ船を除いた九州への外国人入国者のうち、韓国人が57.5%(2016年1~10月実績)を占めていることを考えると、入国者比率(57.5%)に比べて宿泊者比率(35.0%)が低いのは、韓国人の滞在日数が少ないためと考えられる(図表-25)。
竹内 一雅
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