- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 福利厚生 >
- 第3の企業年金をどう考えるか(その3)~イギリス、DCからDAへ~
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
前回はオランダでCDCが生まれた経緯とその後のDAを巡る議論について見てきました。オランダでのDAの動きに少し遅れて、イギリスでも2011年頃からDAを巡る議論が本格化しました。そして、2015年3月に一連の議論を踏まえた年金関連法(Pension Scheme Act 2015)が成立しています。DBの衰退が進む一方で、DCの普及が思ったほど進まないこと、さらにはそのDCの拠出割合が低水準に留まっていることが背景にあります。こうした中で、イギリスが目指すDAはどのような内容なのでしょうか。DBの伝統を残すオランダが目指すものと同じなのか。第三回目の今回は、イギリスの企業年金がどのように変化し、なぜDAが生まれたのかを整理してみます。その上でわが国で検討する際の視点についても言及したいと思います。
(2015年09月10日「基礎研レター」)
取締役
前田 俊之 (まえだ としゆき)
前田 俊之のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2016/12/28 | これまでのNISAは何だったのか~「貯蓄から投資へ」の課題(その3)~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
2016/11/30 | いま改めて考えるNISAの行方~「貯蓄から投資へ」の課題(その2)~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
2016/11/25 | 頑張れ金融庁~「貯蓄から投資へ」の課題(その1)~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
2016/09/21 | 頑張れiDeCo(イデコ)~亀には亀の魅力がある~ | 前田 俊之 | 研究員の眼 |
新着記事
-
2025年05月01日
日本を米国車が走りまわる日-掃除機は「でかくてがさつ」から脱却- -
2025年05月01日
米個人所得・消費支出(25年3月)-個人消費(前月比)が上振れする一方、PCE価格指数(前月比)は総合、コアともに横這い -
2025年05月01日
米GDP(25年1-3月期)-前期比年率▲0.3%と22年1-3月期以来のマイナス、市場予想も下回る -
2025年05月01日
ユーロ圏GDP(2025年1-3月期)-前期比0.4%に加速 -
2025年04月30日
2025年1-3月期の実質GDP~前期比▲0.2%(年率▲0.9%)を予測~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【第3の企業年金をどう考えるか(その3)~イギリス、DCからDAへ~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
第3の企業年金をどう考えるか(その3)~イギリス、DCからDAへ~のレポート Topへ