- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 福利厚生 >
- 第3の企業年金をどう考えるか(その3)~イギリス、DCからDAへ~
■要旨
前回はオランダでCDCが生まれた経緯とその後のDAを巡る議論について見てきました。オランダでのDAの動きに少し遅れて、イギリスでも2011年頃からDAを巡る議論が本格化しました。そして、2015年3月に一連の議論を踏まえた年金関連法(Pension Scheme Act 2015)が成立しています。DBの衰退が進む一方で、DCの普及が思ったほど進まないこと、さらにはそのDCの拠出割合が低水準に留まっていることが背景にあります。こうした中で、イギリスが目指すDAはどのような内容なのでしょうか。DBの伝統を残すオランダが目指すものと同じなのか。第三回目の今回は、イギリスの企業年金がどのように変化し、なぜDAが生まれたのかを整理してみます。その上でわが国で検討する際の視点についても言及したいと思います。
取締役
前田 俊之 (まえだ としゆき)
研究・専門分野
(2015年09月10日「基礎研レター」)
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年01月28日
フィリピンGDP(10-12月期)-前年同期比8.3%減 4期連続のマイナス成長、内需回復に遅れ -
2021年01月28日
米FOMC(21年1月)-予想通り、実質ゼロ金利、量的緩和政策を維持 -
2021年01月28日
2021年度の年金額は、現役賃金と同様に0.1%の減額 (後編)-新型コロナ禍の影響は2022年度から3年分割で出現 -
2021年01月28日
新型コロナ「特措法改正案」何が変わるのか-重点措置と過料の導入、財政支援の明記 -
2021年01月27日
新型コロナウイルスと各国経済-英国の変異種による感染拡大と経済活動状況
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【第3の企業年金をどう考えるか(その3)~イギリス、DCからDAへ~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
第3の企業年金をどう考えるか(その3)~イギリス、DCからDAへ~のレポート Topへ