- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- アジアの社会保障制度 >
- 【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(15)偶然か必然か、怪我の功名か。-年金積立金の株式投資解禁へ
【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(15)偶然か必然か、怪我の功名か。-年金積立金の株式投資解禁へ
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 片山 ゆき
このレポートの関連カテゴリ
■要旨
6月から7月にかけての上海株価急落、8月初めの人民元相場の切り下げと、今年の夏は中国の株式、為替市場が騒がしい。いずれも相場が実勢(実体経済)とかけ離れていたということが背景にあるようだが、官製相場さながらの政府による市場介入が目に付いた。
政府による一連の対策がどれだけ奏功したかという課題は残るが、習政権となって、これらの対策には1つの特徴がある。それは、これまで表舞台にあまり立つことのなかった公的年金積立金や保険会社の資金の活用である。
特に、年金積立金の運用については、その規制緩和の必要性が提起され続けていた。今般発表された案では、年金積立金を「だれが」、「どのように」、「なにで」運用するかを大幅に見直しており、その動向が注目されている。
(2015年08月18日「基礎研レター」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1784
- 【職歴】
2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
(2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
(2019~2020年度・2023年度~)
・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
・千葉大学客員教授(2024年度~)
・千葉大学客員准教授(2023年度) 【加入団体等】
日本保険学会、社会政策学会、他
博士(学術)
片山 ゆきのレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/08/28 | 離婚クーリングオフ制度、再燃(中国) | 片山 ゆき | 研究員の眼 |
2024/08/09 | 定年退職年齢引き上げ騒動(中国) | 片山 ゆき | 研究員の眼 |
2024/08/08 | 2029年までの社会保障改革の要点(中国)-三中全会の決定からみる今後のゆくえ | 片山 ゆき | 基礎研レター |
2024/08/06 | 包摂という名の排除(中国)【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(64) | 片山 ゆき | 保険・年金フォーカス |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年09月17日
今週のレポート・コラムまとめ【9/10-9/13発行分】 -
2024年09月13日
ECB政策理事会-予想通り利下げ、今後は引き続きデータ次第 -
2024年09月13日
自動車保険料率の引き上げに向けた動き-自動車保険と傷害保険の参考純率の改定 -
2024年09月13日
インド消費者物価(24年8月)~8月のCPI上昇率は小幅上昇も2ヵ月連続で物価目標を下回る -
2024年09月12日
外国株式ファンドが一時、売却超過に~2024年8月の投信動向~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(15)偶然か必然か、怪我の功名か。-年金積立金の株式投資解禁へ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(15)偶然か必然か、怪我の功名か。-年金積立金の株式投資解禁へのレポート Topへ