- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 最近の人民元と今後の展開(2014年10月号)
最近の人民元と今後の展開(2014年10月号)
経済研究部 上席研究員 三尾 幸吉郎
○ 9月の人民元相場(対米国ドル)はやや荒い値動きの中で基準値・現物実勢がともに小幅上昇する展開となった。中国で景気下ぶれ懸念が高まったことが上値を抑える要因となる一方、香港・上海の相互株式投資開始に伴う資金流入期待が高く下値も堅かったため、両者が交錯してやや荒い値動きになったものと見られる。
○ 今後の人民元(現物実勢)は引き続き1米国ドル=6.12~6.24元のレンジで推移すると予想する。海外からの資金流入で下値の堅い展開が続くものの、中国の成長率鈍化や香港市場が混乱するリスクの浮上で上値を試す勢いも出ないと見ているからである。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1834
ソーシャルメディア
レポート
-
研究領域
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
【最近の人民元と今後の展開(2014年10月号)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
最近の人民元と今後の展開(2014年10月号)のレポート Topへ