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- 米8月ISM製造業指数は、55.7と2年ぶりの高水準に
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米8月ISM製造業指数は55.7と2年ぶりの高水準を回復した。5月に景況感の分かれ目となる50を割り込み、4年ぶりの低水準に落ち込んだことを考慮すると、7・8月と連月で50台後半を回復したのは、製造業が急速な持ち直し局面にある事を示した形である。上半期の米経済は「財政の崖」合意による増税や強制歳出削減等の影響下にあったが、ISM指数の回復は、下半期はそうした影響が薄まり持ち直しに向かうとの見方を補強するものと言えよう。ただ、持続的な景況感の改善へと繋がるかについては、シリア軍事介入やFRBの金融緩和策縮小の動き、国債の上限問題等、様々なリスク要因が浮上するなか、予断を許さない状況にある。
(2013年09月04日「経済・金融フラッシュ」)
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