- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米8月ISM製造業指数は、55.7と2年ぶりの高水準に
米8月ISM製造業指数は55.7と2年ぶりの高水準を回復した。5月に景況感の分かれ目となる50を割り込み、4年ぶりの低水準に落ち込んだことを考慮すると、7・8月と連月で50台後半を回復したのは、製造業が急速な持ち直し局面にある事を示した形である。上半期の米経済は「財政の崖」合意による増税や強制歳出削減等の影響下にあったが、ISM指数の回復は、下半期はそうした影響が薄まり持ち直しに向かうとの見方を補強するものと言えよう。ただ、持続的な景況感の改善へと繋がるかについては、シリア軍事介入やFRBの金融緩和策縮小の動き、国債の上限問題等、様々なリスク要因が浮上するなか、予断を許さない状況にある。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月01日
世界各国の金融政策・市場動向(2021年2月)-株価は中旬までは上昇したが、下旬に調整 -
2021年03月01日
米個人所得・消費支出(21年1月)-追加経済対策の効果で個人所得は前月比で2桁の増加 -
2021年02月26日
2020年のマンション市場と今後の動向-コロナ禍で高まる需要、今マンションは買うべきなのか -
2021年02月26日
コロナ禍における労働市場の動向-失業率の上昇が限定的にとどまる理由 -
2021年02月26日
フィボナッチ数列について(その2)-フィボナッチ数列はどこで使用されたり、どんな場面に現れてくるのか(自然界)-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【米8月ISM製造業指数は、55.7と2年ぶりの高水準に】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米8月ISM製造業指数は、55.7と2年ぶりの高水準にのレポート Topへ