- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 中国経済:8月の製造業PMI ~非の打ちどころの無い好結果
○ 8月の製造業購買担当者指数(PMI、季節調整済)は51.0%と、7月の50.3%から0.7%ポイント上昇、拡張・収縮の分岐点となる50%を11ヵ月連続で上回った。その要因を見ると、30%の比重を持つ新規受注指数が1.8%ポイント上昇したことが総合指数を0.5%ポイント押し上げており、PMI改善の主因となった。
○ また、新規輸出受注が50.2%と前回を1.2%ポイント上回り、完成品在庫は前回を上回ったものの50%割れであり、生産経営活動予想指数は59.4%と前回を3.0%ポイント上回った。従って、今回のPMI改善は、内外受注の改善を反映した需要増によるものであり、過剰在庫を圧縮する動きも継続、企業マインドにも底打ちの兆しがでてきたことから、非の打ちどころの無い好結果だったといえるだろう。
(2013年09月02日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
三尾 幸吉郎
研究・専門分野
三尾 幸吉郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/07/30 | 図表でみる世界の人口ピラミッド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/04/05 | 不動産バブルの日中比較と中国経済の展望 | 三尾 幸吉郎 | 基礎研マンスリー |
2024/03/11 | Comparison of Real Estate Bubbles in China and Japan, and Prospects for the Chinese Economy | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レポート |
2024/02/22 | 米中対立下の中国リスク-事業内容によるブラック、ホワイト、グレー3分類とそれぞれの対策 | 三尾 幸吉郎 | 研究員の眼 |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年10月11日
ふるさと納税の新たな懸念-ワンストップ特例利用増加で浮上する課題 -
2024年10月10日
米国のベンチャー業界におけるジェンダー問題への取り組み -
2024年10月10日
企業物価指数2024年9月~輸入物価は下落したが、国内企業物価は前月から伸び拡大~ -
2024年10月10日
日本の不妊治療動向2022-2022年の総治療周期数は543,630件と、前年より45,490件の増加、治療ピークは42歳で保険適用年齢の制限が影響か- -
2024年10月10日
実効性と成果が問われ始めた企業のサステナビリティ推進-稼ぐ力との両立を目指す「サステナブルマーケティング」とは
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【中国経済:8月の製造業PMI ~非の打ちどころの無い好結果】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国経済:8月の製造業PMI ~非の打ちどころの無い好結果のレポート Topへ