- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 最近の人民元と今後の展開(2013年8月号)~現物は弱含み、基準値との乖離は縮小と予想する
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
○ 7月の対米国ドル人民元相場は、基準値がほぼ横ばい、現物実勢は基準値から0.4~0.8%程度元高・ドル安な水準で推移、相場の先行きを予測して動くNDFは基準値より2%前後元安・ドル高な水準で推移した。また、新興国通貨では韓国ウォンが堅調だったもののインドネシアルピアやブラジルレアルなどは下落、米国ドルに対して下落した通貨の方が多かった。
○ 8月の展開としては、基準値は物価の落ち着きや景気の減速を背景に、1米国ドル=6.18元前後で推移すると予想。一方、現物実勢は市場が金融市場混乱を警戒する中で、外国為替資金残高の増加が止まってきており、米中長期金利差も縮小に向かっていることから、基準値に鞘寄せする形で弱含みと予想している。
(2013年08月01日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
三尾 幸吉郎
三尾 幸吉郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/04/15 | 図表でみる世界の民主主義-日本の民主主義指数は上昇も、世界平均は低下。世界ではいったい何が起きているのか? | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/12/16 | 図表でみる世界のGDP-日本が置かれている現状と世界のトレンド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/07/30 | 図表でみる世界の人口ピラミッド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/04/05 | 不動産バブルの日中比較と中国経済の展望 | 三尾 幸吉郎 | 基礎研マンスリー |
新着記事
-
2025年05月13日
今週のレポート・コラムまとめ【5/7-5/12発行分】 -
2025年05月09日
下落時の分配金の是非~2025年4月の投信動向~ -
2025年05月09日
グローバル株式市場動向(2025年4月)-トランプ関税への各国の対応が注目される -
2025年05月09日
英国金融政策(5月MPC公表)-トランプ関税が利下げを後押し -
2025年05月09日
官民連携「EVカーシェア」の現状-GXと地方創生の交差点で進むモビリティ変革の芽
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
【最近の人民元と今後の展開(2013年8月号)~現物は弱含み、基準値との乖離は縮小と予想する】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
最近の人民元と今後の展開(2013年8月号)~現物は弱含み、基準値との乖離は縮小と予想するのレポート Topへ