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- 米6月住宅販売:中古は年率508万戸に減少も、新築は5年ぶり水準に急増
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6月の米住宅販売は、前月比では新築一戸建て販売が前月比8.3%と急増、半面、中古販売では▲1.2%と減少し明暗を分けたが、前月に続き3年半ぶりとなる年率500万戸台を保った。
一方、販売価格は、新築で前年比7.4%、中古で13.5%と中古住宅価格の上昇が大きかった。また、月間販売比でみた在庫月数は、新築で3.9ヵ月分と低下した一方、中古で5.2ヵ月分と上昇したが、いずれも低水準にあり、在庫不足が販売を抑制する状況が続いている。ペントアップデマンドを背景に住宅需要の回復は持続的と思われるが、最近の金利上昇による影響も指摘されるなど、今後のローン金利の動向次第では回復にブレーキがかかる可能性にも留意しておきたい。
(2013年07月25日「経済・金融フラッシュ」)
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