- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米6月住宅販売:中古は年率508万戸に減少も、新築は5年ぶり水準に急増
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
6月の米住宅販売は、前月比では新築一戸建て販売が前月比8.3%と急増、半面、中古販売では▲1.2%と減少し明暗を分けたが、前月に続き3年半ぶりとなる年率500万戸台を保った。
一方、販売価格は、新築で前年比7.4%、中古で13.5%と中古住宅価格の上昇が大きかった。また、月間販売比でみた在庫月数は、新築で3.9ヵ月分と低下した一方、中古で5.2ヵ月分と上昇したが、いずれも低水準にあり、在庫不足が販売を抑制する状況が続いている。ペントアップデマンドを背景に住宅需要の回復は持続的と思われるが、最近の金利上昇による影響も指摘されるなど、今後のローン金利の動向次第では回復にブレーキがかかる可能性にも留意しておきたい。
(2013年07月25日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
| 日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
|---|---|---|---|
| 2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
| 2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
| 2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
| 2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年11月07日
フィリピンGDP(25年7-9月期)~民間消費の鈍化で4.0%成長に減速、電子部品輸出は堅調 -
2025年11月07日
次回の利上げは一体いつか?~日銀金融政策を巡る材料点検 -
2025年11月07日
個人年金の改定についての技術的なアドバイス(欧州)-EIOPAから欧州委員会への回答 -
2025年11月07日
中国の貿易統計(25年10月)~輸出、輸入とも悪化。対米輸出は減少が続く -
2025年11月07日
英国金融政策(11月MPC公表)-2会合連続の据え置きで利下げペースは鈍化
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【米6月住宅販売:中古は年率508万戸に減少も、新築は5年ぶり水準に急増】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米6月住宅販売:中古は年率508万戸に減少も、新築は5年ぶり水準に急増のレポート Topへ










