- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米6月雇用者は19.5万人増と予想を上回る一方、失業率は7.6%と横ばい
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
米労働省発表の6月非農業事業部門の雇用者は前月比19.5万人の増加と市場予想(16.5万人)を上回った。また、前2ヵ月で計7万人の上方改定が行われ、今年4-6月期の月平均は19.6万人増となり、上半期では20万人を超えた。一方、失業率は7.6%と横ばい(予想は7.5%)、労働人口、雇用者とも増加したが、広義の失業率は14.3%に急上昇した。
6月雇用統計は、年初以降の増税(給与税減税の失効、高所得層の増税)や歳出削減にもかかわらず、景気が回復基調を維持していることを示した。上半期の月平均が20万人超となったため、FRBの資産購入の早期縮小の可能性を高めたものの、失業率は高止まりし広義の失業率が急上昇するなど、引き続き今後の雇用動向が注視されることとなりそうだ。
(2013年07月08日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
新着記事
-
2025年06月19日
米FOMC(25年6月)-市場予想通り、政策金利を4会合連続で据え置き。25年の政策金利見通しを維持 -
2025年06月19日
緊迫化する中東情勢、ドル円への影響は?~マーケット・カルテ7月号 -
2025年06月19日
ロシアGDP(2025年1-3月期)-前期比成長率でマイナスに転じる -
2025年06月19日
マスク着用のメンタルヘルスへの影響(2)-コロナ禍の研究を経て分かっていること/いないこと -
2025年06月19日
米住宅着工・許可件数(25年5月)-着工件数はコロナ禍で落ち込んだ20年5月以来の水準に減少
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【米6月雇用者は19.5万人増と予想を上回る一方、失業率は7.6%と横ばい】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米6月雇用者は19.5万人増と予想を上回る一方、失業率は7.6%と横ばいのレポート Topへ