- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米6月雇用者は19.5万人増と予想を上回る一方、失業率は7.6%と横ばい
米労働省発表の6月非農業事業部門の雇用者は前月比19.5万人の増加と市場予想(16.5万人)を上回った。また、前2ヵ月で計7万人の上方改定が行われ、今年4-6月期の月平均は19.6万人増となり、上半期では20万人を超えた。一方、失業率は7.6%と横ばい(予想は7.5%)、労働人口、雇用者とも増加したが、広義の失業率は14.3%に急上昇した。
6月雇用統計は、年初以降の増税(給与税減税の失効、高所得層の増税)や歳出削減にもかかわらず、景気が回復基調を維持していることを示した。上半期の月平均が20万人超となったため、FRBの資産購入の早期縮小の可能性を高めたものの、失業率は高止まりし広義の失業率が急上昇するなど、引き続き今後の雇用動向が注視されることとなりそうだ。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年04月16日
ドイツの民間医療保険及び民間医療保険会社の状況(2)-2019年結果- -
2021年04月16日
「名古屋オフィス市場」の現況と見通し(2021年) -
2021年04月15日
さくらレポート(2021年4月)~多くの地域で持ち直しているとの認識が維持されるも、一部地域は景気判断を引き下げ -
2021年04月15日
国民負担率は過去最高-高齢化を背景に、今後もさらに上昇するか? -
2021年04月15日
民間銀行が発行する紙幣
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年04月12日
News Release
-
2021年04月02日
News Release
-
2021年01月21日
News Release
【米6月雇用者は19.5万人増と予想を上回る一方、失業率は7.6%と横ばい】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米6月雇用者は19.5万人増と予想を上回る一方、失業率は7.6%と横ばいのレポート Topへ