- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 6月FOMCは現行政策維持を決定 ~記者会見で年内の資産購入縮小を提示
6月18・19日開催のFOMCでは、現行緩和策の据え置きを決定、現行政策の中心を成す「資産購入策」と「ゼロ金利政策及びそのフォワードガイダンス」は、昨年12月に決定後、今回も維持された。今回のFOMCで最も注目された現行資産購入規模の縮小時期に関しては、「労働市場が十分に回復するまで資産購入を続ける」とした声明文の文言を維持する一方、バーナンキ議長が記者会見で「年内に資産購入ペースを縮小するのが適切と考えている」と述べた。
半面、ゼロ金利政策については、これまで通り、「失業率が6.5%を上回り、1~2年先のインフレ見通しが2.5%以内にある」間は継続されるとし、資産購入策終了との時間的な差は大きいと強調した。今回は二委員が反対票を投じた。なお、来年1月で任期の切れるバーナンキ議長の再任に関しては答弁を控えた。
(2013年06月20日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
土肥原 晋のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2014/04/07 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | 基礎研マンスリー |
2014/03/05 | 徐々に高まる成長ステージ、2015年本格回復を視野に | 土肥原 晋 | ニッセイ年金ストラテジー |
2014/02/25 | 金融危機5周年、米経済に変革の兆し-シェールガス革命が復興の鍵に | 土肥原 晋 | ニッセイ景況アンケート |
2014/02/21 | 寒波の影響色濃い米経済~金融政策はガイダンス変更に注目 | 土肥原 晋 | Weekly エコノミスト・レター |
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年10月25日
金融システム、特に保険と年金基金のリスクと脆弱性に対する助言等の公表(欧州 2024秋)-EIOPA等の合同報告書の紹介 -
2024年10月25日
米労働市場の緩やかな減速が継続-景気が堅調を維持する中、失業率の大幅上昇は回避へ -
2024年10月25日
副業・兼業で広がるキャリア戦略~会社視点の働き方改革から生き方改革へ~ -
2024年10月24日
24年9月末時点の経過措置適用企業の進捗状況~経過措置の適用は2025年3月から順次終了~ -
2024年10月23日
円安再燃、1ドル160円に逆戻りするリスクは?~マーケット・カルテ11月号
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
【6月FOMCは現行政策維持を決定 ~記者会見で年内の資産購入縮小を提示】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
6月FOMCは現行政策維持を決定 ~記者会見で年内の資産購入縮小を提示のレポート Topへ