- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 最近の人民元と今後の展開(2013年4月号)
2013年04月02日
○ 3月の人民元は米国ドルに対して堅調に推移した。世界通貨全体の動きを見ると、3月は米国ドルが堅調だった月といえるが、人民元はその米国ドルに対して小幅ながら上昇しており、世界通貨の中ではタイバーツと並んで堅調な通貨となった。また、現物実勢と上下限との関係を見ると、現物実勢は基準値+1%の上限にほぼ張り付く形での推移となった。
○ 4月の展開としては、中国で15日に発表される国内総生産(GDP)が注目される。1-3月期の成長率が8%台に乗せるなど景気回復が続き、住宅価格や消費者物価が上昇するなどインフレ懸念が高まれば、人民元高による輸入物価の抑制効果を期待して、中国当局は緩やかな人民元高を許容するのではないかと見ている。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1834
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月02日
雇用関連統計21年1月-雇用情勢は全体としては持ち直すも、対面型サービス業は一段と悪化 -
2021年03月01日
世界各国の金融政策・市場動向(2021年2月)-株価は中旬までは上昇したが、下旬に調整 -
2021年03月01日
米個人所得・消費支出(21年1月)-追加経済対策の効果で個人所得は前月比で2桁の増加 -
2021年02月26日
2020年のマンション市場と今後の動向-コロナ禍で高まる需要、今マンションは買うべきなのか -
2021年02月26日
コロナ禍における労働市場の動向-失業率の上昇が限定的にとどまる理由
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【最近の人民元と今後の展開(2013年4月号)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
最近の人民元と今後の展開(2013年4月号)のレポート Topへ