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- 海外からの投資対象としてみたS-REIT(シンガポール・リート)の特徴~プライムオフィス市場におけるビルオーナーとしての圧倒的な存在感~
海外からの投資対象としてみたS-REIT(シンガポール・リート)の特徴~プライムオフィス市場におけるビルオーナーとしての圧倒的な存在感~

増宮 守
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- シンガポールは、都市国家といわれるほど国土は小規模だが、不動産市場や不動産証券化市場が発達している。
- S-REIT(シンガポール・リート)は市場規模が大きく、セクター構成ではJ-REITと異なり、オフィス以外のセクターも発達している。
- S-REITのオフィスセクターについては、ランドマークビルがポートフォリオに重点的に組み入れられており、最新のプライムオフィス市場において、S-REITのビルオーナーとしての存在感は非常に大きい。また、シンガポール不動産市場は投資家にとって開放的な市場で、海外投資家の存在感も大きい。東京市場におけるJ-REITの存在感と比べることで、その特徴はさらに際立つ。
- 昨今、日本企業はアジアの住宅開発に積極的に投資している。一方、アジアにおける長期保有形態での不動産投資は極めて限られている。日本の投資家をはじめ、海外の投資家はアジアの不動産への直接投資について管理面の懸念などを抱いているが、それらの投資家がアジア不動産への長期投資を始めるにあたって、S-REITは非常に適した投資対象のひとつとみられる。
(2012年04月06日「不動産投資レポート」)
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