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- 中国の消費者物価:10月は前年同期比5.5%上昇、11月は4%台へ
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■見出し
・消費者物価は3ヵ月連続で低下
・11月の消費者物価上昇率は4%台へ
■introduction
11月9日に中国国家統計局が発表した10月の消費者物価は前年同月比5.5%の上昇となり、7月の同6.5%上昇をピークにして、その後は3ヵ月連続で前月の上昇率を下回った。10月は前月比でも0.1%上昇に留まり、9月の0.5%上昇を下回った(図表-1)。
図表-2に示した品目別の内訳をみると、10月は生鮮野菜が前年同月比6.8%低下、高騰していた豚肉価格も同38.9%上昇へと上昇ピッチが鈍化するなど食品の上昇率は同13.4%から同11.9%へ1.5ポイント鈍化した。また、消費品(モノ)とサービス価格の対比でみると、10月の消費品(モノ)は前年同月比6.6%上昇(前月比では0.1%上昇)、サービス価格は同2.8%上昇(前月比では0.2%上昇)と、ともに前月の上昇率を下回った。他方、衣類は同3.7%上昇(前月比では1.6%上昇)、家庭用品サービスは同3.1%上昇(前月比では0.1%上昇)と前月の上昇率を上回っている。
(2011年11月11日「経済・金融フラッシュ」)
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