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- 韓国4-6月期GDP:前期比+0.8%~外需主導、先行きの内需には停滞リスクも
■見出し
・現状:外需主導の成長
・先行き:内需にリスク
■introduction
韓国銀行(中央銀行)は7月27日、4-6月期の実質国内総生産(GDP)を公表した。前期比(季節調整済)では0.8%の増加となり1-3月期(前期比+1.3%)より成長ペースが鈍化した。前年同期比(原系列)では3.4%の増加であった。
需要別に内訳を見ると、設備投資の伸びが目立つ(前期比+4.0%)。今まで好調であった輸出の恩恵を受け、今期は半導体や自動車の業種において設備投資が進んだとみられる。ただし、輸出自体の成長は鈍化した(純輸出では成長率にマイナス寄与となった)。設備投資以外の内需については、個人消費が前期比+1.0%となり前期の+0.4%より若干加速したものの、建設投資は前期比マイナス0.4%と5四半期連続で減少しており、低迷が続いている。
なお、中央銀行は7月15日に年間の実質GDP成長率の見通しを4.5%から4.3%に引き下げ、消費者物価指数(CPI)上昇率の見通しを3.9%から4.0%に引き上げている。
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