- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 企業経営・産業政策 >
- 3月調査日銀短観(地震後計数)~大企業製造業の景況感は6、先行きは8ポイント悪化も、実態に追いついていない
3月調査日銀短観(地震後計数)~大企業製造業の景況感は6、先行きは8ポイント悪化も、実態に追いついていない
03-3512-1870
このレポートの関連カテゴリ
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■見出し
・業況判断D.I.: 地震後の先行きは8ポイント悪化
■introduction
日銀が発表した地震前後の業況判断D.I.(参考計数)によれば、地震後(3月12日~3月31日回収分)の大企業製造業業況判断D.I.は6となった。回答企業が異なるため単純比較は難しいが、地震前(2月24日~3月11日回収分)の7とほぼ変わらない水準となっている。「地震発生直後で自社への影響が具体的に把握できないため、データ等の揃っている地震前の状況で回答した」という企業が多かった可能性が高く、実際の景況感悪化に追いついていない。
一方で、先行きについては、地震前の3(「最近」比4 ポイント下落)に対し、地震後は▲2(同8ポイント下落)と景況感の悪化幅が拡大している。原発問題が依然として収束しておらず、電力不足による生産への影響長期化が予想されることが企業マインドの悪化に繋がっているようだ。
大企業非製造業については地震前が1、地震後が7となったが、製造業同様、先行きの悪化幅は地震前の1ポイントに対し地震後では11ポイントと拡大している。
中小企業についても状況は同様で、先行きへの悪化幅は製造業で地震前6ポイントに対し地震後が12ポイント、非製造業では地震前7ポイントに対し地震後10ポイントと地震後回収分の悲観がやや強めに出ている(図表1~3)。
地震の影響を企業が把握し、実際に景況感として反映されるのは次回6月調査となる。電力問題等の今後の状況推移にもよるが、次回調査では景況感がかなり悪化する可能性が高い。
(2011年04月04日「経済・金融フラッシュ」)
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1870
新着記事
-
2026年01月15日
企業物価指数2025年12月~国内企業物価の前年比上昇率は緩やかに鈍化へ~ -
2026年01月15日
家計消費の動向(二人以上世帯:~2025年11月)-実質賃金マイナス下でも底堅い消費、「メリハリ消費」が定着 -
2026年01月15日
「内巻き」への反発が変える、働き方の変化(中国) -
2026年01月14日
中国の貿易統計(25年12月)~輸出入ともドル建てで加速。対米輸出は減少が続く -
2026年01月14日
貸出・マネタリー統計(25年12月)~銀行貸出の急拡大が続く一方、日銀の資金供給量は減少加速
お知らせ
-
2025年12月16日
News Release
令和7年度 住宅ストック維持・向上促進事業「良質住宅ストック形成のための市場環境整備促進事業」に関するシンポジウムの開催
-
2025年12月01日
News Release
-
2025年12月01日
News Release
【3月調査日銀短観(地震後計数)~大企業製造業の景況感は6、先行きは8ポイント悪化も、実態に追いついていない】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
3月調査日銀短観(地震後計数)~大企業製造業の景況感は6、先行きは8ポイント悪化も、実態に追いついていないのレポート Topへ









