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- 1月マネー統計:日銀の資金供給量は連月で100兆円を突破
■見出し
・貸出動向: 銀行貸出残高は対前年▲1.9%
・主要銀行貸出動向アンケート調査: 貸出運営を積極化するも、資金需要低下が続く
・マネタリーベース: 資金供給量は連月で100兆円を突破
・マネーストック: 広義流動性が前年比マイナスに
■introduction
日銀が発表した貸出・資金吸収動向等によると、1月の銀行総貸出(平残)の前年比伸び率は▲1.9%となった。前月の同▲2.1%からは若干改善したが、前年割れは14ヶ月連続となり、低迷が続いている。
内訳では、大きく減少している大企業向け貸出の影響を受けやすい都銀等が対前年▲4.5%(前月は同▲4.7%)と引き続き大幅なマイナスとなっている一方で、地公体向けなどの伸びなどに支えられた地銀(第2地銀含む)では同0.8%増(前月は同0.7%増)と09年12月以来の伸び率を示しており、勢いは二極化している。(図表1~4)。
残高自体はここ数ヶ月概ね横ばいで推移しているが、企業の資金ニーズは依然として力強さを欠いており、手元資金が積みあがっている状況のため、前年比反転にはまだ時間がかかりそうだ。
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